革ジャン先輩ことNVIDIAのジェンスン・フアンCEOが、Y Combinatorのイベントで語ったインタビューを観ました。NVIDIAの創業秘話から始まって49分、全編面白いのですが、思わず「それ、私も言った!」と声が出た部分があったので独り言を投稿します!
その部分とは、「システム思考が、これからの最も価値あるスキルになる」という話(20:50あたり)。コードを書くという低レベルの作業はAIエージェントがやってくれる時代になる。そのとき人間に残るのは、入力と出力、制約、ボトルネック——つまりシステム全体がどう組み合わさって動くかを捉える力だ、と革ジャン先輩は言います。
これ、先日公開した講義記事「生成AI時代にこそ効く「思考の土台」」で書いた「アーキテクチャ×リソース管理の視点」そのものなんです! AIに「Todoアプリを作って」と頼めば、動くものはできる。でも誰が使うのか、データはどこに保存するのか、どれだけの負荷がかかるのか——その設計視点を渡さなければ「動くけど使えないもの」ができあがる。コードを書く力より、システムを設計し、AIの出力を確認できる力が問われる。4月の講義でそう話したことを、世界一のAI企業のCEOが同じ言葉の温度で語っていて、ちょっと嬉しくなりました。
もうひとつニヤリとしたのは、フアンさんの経営哲学が終始「第一原理思考」だったこと。AlexNetを見て「画像認識ができるツール」ではなく「汎用関数近似器の発見=コンピューティング全体が作り直される」と捉えたエピソードは、まさに根本まで遡って考える力です。これも講義記事の締めに書いた話で、答え合わせをしてもらった気分でした!
最後の言葉も良かった。「How hard can it be?(なんとかなるでしょ)」。実際は想像よりずっと大変だけど、苦しみは一度に来ない、今日の分を乗り越えればいい——。ブログの更新もこの精神でいきます。
動画: Jensen Huang: The Mindset That Built NVIDIA(Y Combinator公式)
