産業保健師の年齢制限は?

看護師の仕事は大変ハードです。夜勤もあるので不規則な勤務時間を強いられますし、基本的に勤務時間中は立ち仕事になるので年齢とともに肉体的な無理がきかなくなる人も増えます。産業保健師の仕事は、夜勤はほとんどの所でなく、残業もあまり多くありません。しかも土日や祝日を休みにしている所も多いので、働きやすいと注目が集まっています。

ここで問題になるのは、産業保健師として就職するにあたって、年齢制限が設定されていないかという問題です。保健師採用を見てみると、それほど年齢制限を厳しく設定している所は少ないです。ただし60歳を超えてくると定年の関係もありますので採用される確率は悪くなると思っておくべきです。

産業保健師の中でも製造業で工場勤務の場合、年齢制限は低く設定される傾向があるので注意しないといけません。けが人が運ばれてくる可能性もありますし、場所によっては24時間工場が稼働していて夜勤を担当しないといけないケースもあり、若い人の方が重宝されるからです。

産業保健師への転職前にセミナーに参加してみよう!

保健師の中には産業保健師として、一般企業で仕事をしてみたいと思っている人もいるでしょう。しかし今まで行政機関など異なるジャンルで仕事をしてきた保健師の中には勝手が違って戸惑う場面でも出てくるかもしれません。そこで産業保健師とはどのようなものなのか理解するために、研修会やセミナーに参加してみるのはいかがですか?

セミナーや研修会では、産業保健師の基本的な情報やなるにあたっての心構えなどを教えてくれます。どのような役割が求められているのか、どのような求人情報の出る傾向があるのかなどがレクチャーされます。転職活動をする際のコツなども教えてくれるので、有益なひとときになるはずです。

またセミナーや研修会には、そのほかの企業に就職したいと思っている看護師や保健師の方も多数参加しています。このような人たちと交流することで、最前線の現場がどのような感じなのか情報交換もできます。企業の保健師は多くても2~3人程度なので、人脈を作る意味でも重要です。

産業保健師の仕事は子育てと両立しやすい?

看護師や保健師は今でもその大半が女性によって占められています。そこで産業保健師の中には、結婚して子供のいる人も少なくないはずです。ママさん保健師が転職するにあたって重要なのは、子育てや家事との両立ができるかどうかです。ママさん産業保健師の環境を見てみると、病院などで勤務する保健師と比較すると両立はしやすいようです。

女性が社会進出をしてだいぶ時間も経過しました。このため大手企業を中心として、働くママさんへのケアをしっかりと行っている所も増えています。産休や育休を取得しやすくしている所もありますし、労働環境の見直しをしている企業も増えています。ママさん産業保健師のために、時短勤務を採用している所もあるほどです。

正社員として勤務しても、夜勤を担当することはまずありませんし、残業もそれほど多くはありません。定時に帰宅することも十分可能なので、ママさん保健師にとっては両立しやすい環境が整っているといえます。

産業保健師の求人倍率

看護師や保健師が働ける職場はいくつかあります。その中でも産業保健師の求人倍率はトップレベルの高いと思っておくべきです。すなわちそう簡単に転職先が見つけられない可能性も視野に入れておくべきです。そもそも産業保健師の募集は、決して多くありません。しかもネットなどで、産業保健師は夜勤がなく、土日祝日休みの案件が多いと紹介され人気が集中したこともあって、求人倍率が高くなる傾向が見られます。

産業保健師の転職を検討している人でもう一つ注意しておかないといけないのは、非正規雇用の案件の多い点です。産業保健師の募集をしている企業の中でも、25%くらいの所は非正規雇用で求人広告を出しています。ですから正社員としての転職を希望するのであれば、雇用形態にはしっかりとチェックをしておくべきです。

今後は産業保健師のニーズも高まってくることが予想され、設置を検討する所も出てくる可能性は十分あります。ですから待遇が変わってくる可能性もありますが、しばらくは倍率は高い状態で推移すると思うべきです。

産業保健師の役割

産業保健師の役割は、企業で仕事をしている授業員それぞれの健康管理になります。体調を崩している社員がいないか、病気を予防するための対策を考えることです。産業保健師の場合、少人数で仕事をしますので、他の誰かからの指示を受けずに自分で考えて行動する必要があります。責任感を持って仕事ができるのがメリットといえます。

また行政機関や病院で勤務していた人は決められた通りに行動することが多いでしょう。しかし産業保健師になると、そのように指示を受けることがないので行動力が身についてきます。また自分で考えて行動することも多いので、思考力を仕事をしていく中で身に着けられるメリットもあります。

行動力や思考力を培うためには、自分でも意識して行動することが大事です。予測をして今後どのように対応すればいいのか、そしてどうやって実践すべきなのかを考えて行動するように心がけてください。産業保健師は夜勤がないので楽というイメージを持っている人もいるようですが、責任感があることに違いはないので注意してください。

産業保健師とは?

何の準備もなくいきなり一般企業に就職するよりは、心構えを持って入った方が仕事にスムーズに入っていけます。特に看護師として今まで病院で働いていて、保健師資格を取得して産業保健師を目指すのであれば、今までと求められる役割が異なることを理解すべきです。いままでは病気になった患者へのケアが主要な仕事だったはずですが、一般企業に就職すれば、見た目健康体の社員が相手になります。

このため、病気の治療というよりも、予防医療の側面が重視されます。病気にならないようにするのはどうすべきかということを社員に徹底教育するなどが求められるわけです。特にインフルエンザなどの流行性の病気のシーズンの時に、誰かがインフルエンザにかかってしまうと社内で流行する危険性があります。それを防止するためにはどうしたらいいかを考えるのが、産業保健師の役割です。

病院勤務とは異なることを任されるというイメージをあらかじめ持って、転職活動することが大事です。